「紅葉灯ろう祭」が開催中の貴船というとても貴重な舞台をご用意いただきました。岡部さんと、尾倉さん、奥村さんのおかげとお礼を申し上げます。
残念ながら、私の目では美しい紅葉はあまり確認できませんでしたが、久しぶりに古都京都の風情に触れた気がしました。また、べにやさんでの会食は、いつも通りの豊富な話題とともに、柴田さんにいただいたワインも加わり、見た目にも美しい牡丹鍋を堪能することができました。身も心もすっかり温まり、いっとき寒さを忘れてしまいました。
尾倉さんが近い将来福岡に帰られるというお話しに少し寂しい気持ちもありますが、一方で洛游会を福岡で開催するという新たな楽しみも増えました。
次回の雪見酒を楽しみに、新たな年を迎える準備をしましょう。

「人の世にたのしみ多し然れども酒なしにしてなにのたのしみ」(若山牧水)
「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」(同)
でも、ほどほどにだそうです。
櫻井 文雄